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第37話 乾燥社会の現代病
〜ドライマウスにご用心〜
「ドライマウス」とは?
 ドライマウスは医学用語で「口腔乾燥症」と呼ばれ、ドライアイと同様徐々に注目され始めてきた現代病です。神経質になっているときや、疲れた時、ストレスや不規則な食生活が原因であることが分かっています。
 だ液が減る夜間や、更年期の女性、各種の投薬治療を受けている方などにも多くみられ、ドライマウスの症状を持つ人は国内で約800万人とも言われています。
 ドライマウスの症状は、軽度では口の中が乾く・口臭・虫歯が増えるなどで、口腔内の乾きが進行すると舌や唇がひび割れたり、食べ物を噛んだり飲んだりしづらくなる、味がわからない、会話時に喋りづらいなどの障害があらわれます。
 だ液は口の中の食べカスを洗い流し、だ液に含まれる酵素の力で細菌の繁殖を予防しています。だ液の分泌が減ることにより口腔内の細菌やカビ類が繁殖し、虫歯や歯槽膿漏・肺炎を起こすこともあるので注意が必要です。


  口の中が乾燥していませんか?
〈代謝・免疫力低下チェック〉
□やのどがいつも乾いている感じがする
口臭が気になる
虫歯や口角炎がある
入れ歯が擦れるなど調子が悪い
口の中がネバネバする
食べ物が飲み込みづらい
 
これらの項目にチェックが多くついた方は、ドライマウスの傾向が強いといえます。
特に冬季は空気が乾燥しているので、加湿器などで乾燥を防いだり、水分をこまめに摂る、ガムなどを噛む、梅干しやレモンなど酸っぱいものを食べてだ液の分泌を促進させ、口の中が乾燥するのを防ぎましょう。

  ドライマウスを予防しましょう!
散歩などの軽い運動や、唾液腺のマッサージも効果があります。

★だ液分泌促進マッサージ
1. 耳下腺
(耳たぶの下のほお骨のすぐ内側 )
2. 顎下腺
(下あごの左右の骨のすぐ内側 )
3. 舌下腺
(舌の真下)
人差し指から小指の4本の指で回すようにマッサージします。 耳の下からあごの下あたりを指先で押すようにマッサージします。 あごの下を親指で押すようにマッサージします。

痛くない程度の力でマッサージし、だ液が出てくるのを実感できればOKです。


口の中、知らないうちに乾燥していませんか?放っておかずに早めの予防で口に潤いを!



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